2011年08月10日

もう少し

今朝、「幸水梨」の収穫出来るか着色状況を確認に。
8月10日

未だ、少し早いですね。

8月4日同じ果実の状況です

此方の方が色が良い様に見えますが、6日前ですから当然未熟です。

無袋栽培の場合は青みが抜けてくると果実表面のコルク層が一旦茶色っぽくなり其れが次第にヤマブキ色に変わる。
収穫時期はヤマブキ色が出始める頃からと私は決めています。

農協出荷の場合青みが抜ければOK、選果・流通の日数・お店の陳列日数を考慮するとそうなるらしい。
でも、食味は??です。

当地区の梨は例年ですとお盆前に収穫期を迎える為好評ですが、今年の様に遅れているとお客様から
「未だですか?お盆に間に合いますか?」との問い合わせが多数。

当園には袋掛け栽培している園もあり、そちらは青みが抜けると微かな黄色味が出て来て収穫出来る物も僅かですがありました。

梨は袋掛けすると中の温度が上がり温室効果と、茶色っぽくなりませんので収穫期が早くなります。
無袋栽培は樹に着いている期間が1週間近く長く、太陽光線をたっぷり浴びていますから味(糖度)の違いはご理解いただけると思います。

  

Posted by 今川農園  at 08:40Comments(0)